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鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(2)

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鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(2)

「夏休みは、寝坊が一番もったいない。」

早朝の港町で、電灯がつく駅にたたずむ旅人。紀勢本線の大曽根浦駅(三重)。2001年夏のポスター

 

共通テーマでシリーズものを見るような面白さも

鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(1)から続く

「青春18きっぷ」のポスターは、年によっては写真の構図やキャッチコピー(サブコピー)に共通テーマを設け、その縛りが続く場合がある。例えば過去には、写真の真ん中を線路がのびる「ひとすじのレール」シリーズ、コピーを数式で表現した「旅の公式」シリーズ、運行時刻を表示した「その一瞬が一生の思い出になる」シリーズ、早朝や夕方の薄暗い時間帯の「列車の灯(あか)りに誘われて」シリーズなどがあり、シリーズものを見るような面白さがある。

今年の夏のポスターがどんなものになるのか今から楽しみだ。

画像提供/JRグループ

「『きれいだなぁ』誰も聞いていないつぶやきも、いいものです。」飯田線の秘境駅、中井侍(なかいさむらい)駅(長野)。「知らない日本へ、列車に乗って」シリーズ。2012年夏のポスター
「天空の城が、旅立つ私を見送ってくれた。」竹田城を背に竹田-青倉駅間を走る播但(ばんたん)線(兵庫)。「その一瞬が一生の思い出になる」シリーズ。2014年夏のポスター
「『歩くと危ない』という名は、山が険しいからでしょうか。渓谷に見とれてしまうからでしょうか。」土讃線の小歩危(こぼけ)駅(徳島)。「旅情あふれる名の駅へ」シリーズ。2017年夏のポスター
「旅に出られる。その幸せの大きさを北の大地で味わっています。」富良野線の美馬牛(びばうし)駅(北海道)。コロナ禍を思わせるコピー。「誰かを待つ駅」シリーズ。2020年夏のポスター
「小さな駅舎から見えたのは、大きな夜明けの海でした。」夜明けの海岸を走る土讃線の安和(あわ)駅(高知)。「列車の灯りに誘われて」シリーズ。2020年春のポスター
「ずっと乗っていても飽きないのは、同じ駅がひとつもないから。」有明海を眺める長崎本線の小長井(こながい)駅(長崎)。「ひと駅ひと駅、旅になる」シリーズ。2022年夏のポスター

Writer

たびよみ編集部 さん

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