鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(2)
「夏休みは、寝坊が一番もったいない。」
早朝の港町で、電灯がつく駅にたたずむ旅人。紀勢本線の大曽根浦駅(三重)。2001年夏のポスター
共通テーマでシリーズものを見るような面白さも
鉄道旅に誘う「青春18きっぷ」ポスター 回顧展(1)から続く
「青春18きっぷ」のポスターは、年によっては写真の構図やキャッチコピー(サブコピー)に共通テーマを設け、その縛りが続く場合がある。例えば過去には、写真の真ん中を線路がのびる「ひとすじのレール」シリーズ、コピーを数式で表現した「旅の公式」シリーズ、運行時刻を表示した「その一瞬が一生の思い出になる」シリーズ、早朝や夕方の薄暗い時間帯の「列車の灯(あか)りに誘われて」シリーズなどがあり、シリーズものを見るような面白さがある。
今年の夏のポスターがどんなものになるのか今から楽しみだ。
画像提供/JRグループ